『企業IT動向調査2025』 

一般社団法人日本情報システム・ユーザー協会(略称:JUAS)は、経済産業省 商務情報政策局の監修を受け、今年度もITユーザー企業の投資動向やIT戦略動向などを観測する「企業IT動向調査2025」を実施いたします(調査期間:2024年9月~10月)。

本調査は、企業のIT部門を対象に、アンケート調査とインタビュー調査を行い、企業におけるIT投資、IT利用の現状と経年変化を明らかにするとともに、年度ごとに重点テーマを設定し分析を行っております。

重点テーマ : 今こそ問われるIT部門の真価と進化

経済産業省のDXレポートで「2025年の崖」とされていた2025年が間近に迫るなか、IT部門の対応領域は年々複雑かつ高度になると同時に、多くの課題が新しく生まれている。DXという言葉が生まれ、多くの企業でDX推進が謳われ始めたのち、20年度には新型コロナ禍の影響で多くの企業がテレワークを導入し、23年度には生成AIが多くの企業で導入された。それらに伴うサイバーセキュリティでの課題も山積しているが、人材の育成・獲得難易度も増す一方である。また、円安の影響を受けるなど、ITコスト構造の変化も著しい。ここ数年で、IT部門のおかれる環境や経営からの期待が大きく変化し、DX推進の難易度は一層上がってきているといえる。

23年度調査では『転換期に挑み輝くIT部門の役割』をテーマに掲げ、複雑かつ不可逆的な変化をもたらす要因となった新型コロナ禍を踏まえ、その前後で企業やIT部門がどのように変わったのかを振り返りつつ、未来に向けてIT部門のこれからのあり方を考えた。調査の末尾では、組織横断でのDXをさらに加速させるためには、AIのサポートを受けてIT部門自体の業務をさらに効率化・高度化しながら、経営層、ビジネス部門との協業により多くの時間をあてがい、企業風土の変革を経営層とともに進めることが必要であると説いた。

24年度調査では『今こそ問われるIT部門の真価と進化』をテーマに実施する。IT部門の対応領域が格段に増えるなか真価を発揮し、IT部門の業務をより効率化・高度化しながら、新たなことを生み出せる組織に進化するためにはどのようなことが必要であろうか。IT部門に期待される役割を果たすために必要なケイパビリティはどのようなものであるかを確認しながら、日本のIT部門が一層邁進し、各社が思い描くDXを実現できるよう、ヒントを探る。

調査項目

調査項目は、下記の各章ごとに定点で観測する項目と、その時のトレンドに合わせたトピック設問で構成しています。

・企業プロフィール
・IT予算・投資マネジメント
・DX
・データ活用
・情報セキュリティ
・IT組織
・IT人材
・IT基盤・システム開発
・未来に向けたテクノロジー活用

「企業IT動向調査2025」Web回答について

下記URLよりWeb回答が可能です。

» URL:https://rsch.jp/eqt4/?itdoukou2025

締切日は2024年10月8日(火)17:00までです。
ご回答はWebアンケートよりお願いいたします。IDとパスワードは送付済みの依頼書面に記載してあります。
調査票はアンケートサイトトップページよりダウンロードいただけます。
※1社、1回のみの回答となります。なお、アンケートのご入力は途中保存が可能です。
ぜひ、ご協力のほどお願いいたします。

» 過去の調査結果はこちらから

本件へのお問合せ: 鈴木(itdoukou@juas.or.jp)