非機能要求仕様定義ガイドライン(UVCプロジェクトⅡ 2008報告書)
編著: 社団法人 日本情報システム・ユーザー協会
商品: A4判 222ページ
発行: 2008年7月下旬
「非機能要求仕様定義ガイドライン」がITPROで紹介されました。
記者の眼「非機能要求は、検証できなければ意味がない」
「付1.非機能要求指標」のダウンロード(Excel)はこちらから
発注のユーザー側と開発を受けてのベンダー側の接点は、要求仕様書(見積照会仕様書、RFP)とその回答である要件定義書です。
要求仕様書RFPの解説書は世の中に多少存在していますが、ユーザー、ベンダー両者を結び、システム開発におけるトラブルを回避するための記述方法を追究したガイドはありませんでした。
JUASでは、2006年度より要求仕様書における課題について検討する、UVCプロジェクトを実施いたしました。2007年度は、2006年度に十分な議論ができなかった、非機能要件についての定義、および検証・テスト方法について議論を重ねました。
本「非機能要求仕様定義ガイドライン2008」では、ユーザーの視点に立ち、必要な非機能要件230項目を選定し、①確認すべき項目、②確認すべきプロセス、③検証方法、④必要なドキュメントについて解説しております。非機能仕様の要求の仕方、受入検証の仕方、評価方法などを明確に定めた書籍です。
要求仕様のベストプラクティスをまとめた、「要求仕様定義ガイドライン2007」と併せて、2冊セットでご活用いただくことをお薦めいたします。
・システム開発・保守における要求仕様定義の明確化に日夜努力されているプロジェクトマネージャの方
・システム開発・保守における要求仕様フェーズにおける役割の明確化に頭を悩ませている方
◆主な内容
【目次】
第1章 このプロジェクトの目的
第2章 非機能要求とは何か
第3章 ユーザが検証するべき非機能要求項目
第4章 機能性
第5章 信頼性
第6章 使用性
第7章 効率性
第8章 保守性
第9章 移植性
第10章 障害抑制性
第11章 効果性
第12章 運用性
第13章 技術要件
第14章 終わりに