会長挨拶

会長挨拶

労働人口減少に伴う生産性向上と人的資本経営の実現、価値観の多様化に対するビジネスや
サービスイノベーションは、企業にとって重要な経営戦略となっており、多くの企業がAI活用を
はじめとするデジタル・トラスフォーメーションやITプラットフォームの整備を経営課題として
取り組んでいます。

このような中、JUASは
“人と組織をつなぎ、ユーザーの共創により社会の持続可能な発展に寄与する”をミッションに、
“多様な価値観が集まる場をつくり、関わる全ての人たちとともに、未来を描き次世代につなぐ”
をビジョンとして掲げ、社会への貢献や会員企業のITやDXに関わる課題解決に寄与していきます。

企業・業種・業態の垣根を越え、人材が交流し、本音の意見交換が実施される
「フォーラム・研究会活動」、参加者の知識を深めるだけでなく、視野を広げ、視座を上げ、
成長の場として活用される「教育研修プログラム」、世の中に好事例や先進的な考え方を
発信していく「JUASスクエア」、そして社会的命題である個人情報保護に対し、
会員企業の経営に寄与する高い審査品質での「プライバシーマーク審査」、といった
様々な活動を実施しております。

これら活動を通して、これからも社会全体と会員企業の課題解決に貢献してまいりますが、次の3つの観点を特に大切にしていきたいと考えています。

1つ目は、ステークホルダーの皆様同士、そしてJUASと皆様とのつながり、絆です。
活動を通して深まったつながり・絆こそがJUASの大切な財産です。

2つ目は、活動に参加いただく皆様や活動内容の多様性です。
お互いが多様性を尊重し、安心安全に意見交換する場で、新たな化学反応が生まれ、さらなる価値が生み出されると確信しています。

3つ目は、JUAS自体が環境変化に素早く・柔軟に対応していくことです。
そのために好奇心を持ち、アンテナを高く張るとともに、変化を恐れず創造的にチャレンジや情報発信をしてまいります。

JUASの最大の強みは、その活動が企業をはじめとする、様々なステークホルダーの皆様に支えられて成り立っていることです。
皆様と一緒に、IT/DXで素晴らしい未来を創っていきたいと願っています。今後ともご支援・ご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。

一般社団法人 日本情報システム・ユーザー協会会長
片野坂 真哉