2006年度(平成18年度)
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IT戦略研究会
経営におけるITの戦略的応用の研究
「ITを活用した経営革新」「ITによる新たなマーケット、新ビジネスモデルの創出」「ITガバナンスの実践」などをキーワードに、元気の良い企業を訪問し、事例研究を行います。
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人材育成研究会
これからのIT人材とその育成・評価の研究
企業におけるIT人材の育成・評価の現状について、参加企業の事例をもとに検討を行います。
また、企業における情報システムの組織・機能を「見える化」し、そこに求められるIT人材の育成について研究します。 -
情報共有研究会
情報共有とその推進上の課題の研究
各企業は業務の効率化や高度化、競争優位性等の観点から事務・業務のIT化を促進し、さらには組織能力を高め企業の競争力を高めようと、”情報共有”への取り組みがさかんに行われ始めている。これらの取り組みの中には漠然と”情報共有”を目的化し、それを直接システム要件とすることで進められた案件も多いようで、真の”情報共有”を実現し組織能力を高められた例は多くは無い。事務や業務をIT化する時には業務分析を行い、最適なビジネスプロセスを考慮しながらIT化要件を詰めていくように、”情報共有”に資する仕組の構築を行っていくためにも、情報の定義・明確化に始まって「情報の動線分析」(フロー情報、ストック情報)、情報幹線・共有の場の設計が行われるべきであり、またそれらを活用するための施策(操作研修、動機付けなど)、さらに、ストック情報のcodificationや情報の内容(コンテンツ)の鮮度・精度の確保により一層の活用促進が図られる。また情報伝達の技術如何によって確実な情報伝達の可否も左右される。本研究会では、”情報共有”に資する仕組を構築するためのメソドロジーや技術について考察を行うものである。
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システム運用研究会
今こそ重要!リスク管理ベースのシステム運用管理
近年のIT技術の進化、その利活用の進展はビジネスのITへの依存度を高め、ITは単なる道具からビジネスの戦略を支える重要な要素、社会基盤の一つに位置づけられるようなって来ています。
特に、システム運用(ITサービスマネジメント)業務は極めて重要になってきています。システム運用(ITサービスマネジメント)業務は、「如何に、何事も起こさないこと!に向けての小さな業務の積み重ね」であり、しかもその一つひとつの業務の確実性についての説明責任を有しているとの考えの下に日々の業務運営がなされ、安全・安心でかつ適正なサービスを継続的に提供し続ける必要があります。
今日的な「システム運用」とは何かについて、各社の事例と課題提案から議論を進めていきます。 -
企業情報マネジメント研究会
内部統制の強化、情報管理の検討
日本版SOX法への対応を中心に参加企業相互による情報交換を中心に行います。コーポレート・ガバナンス、リスクマネジメント、内部監査、コンプライアンスなどもあわせて検討していく予定です。
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ユーザーIT活用研究会
ユーザーの視点からIT活用を推進する上での課題や解決策、あるべき方向性や具体的なアクションの共有や研究を行う
昨年度は初年度として、代表的な業務改革の推進事例の研究や、各社の推進体制や環境の共有、業務改革やIT活用へのあるべきアプローチなどのディスカッション等を行った。
今年度は昨年度の活動を踏まえて、「業務改革/IT活用に向けたユーザー部門の役割と責任」を年間主要テーマとして掲げ、ユーザー本位、ユーザー主体のIT活用のあり方を更に深堀して行きたい。
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問題感知力・解決力
研究プロジェクト問題感知力・解決力向上に向けた取り組みの検討
エンドユーザー(顧客)の要望を、その通りに実行する考え方は「顧客第一主義」と呼ばれる。それに対し、エンドユーザー(顧客)が本当は何を期待しているのか、考えている解決策は妥当なのかを見抜き、エンドユーザー(顧客)に「実施してよかった」と評価をしてもらえる提案する考え方を「顧客中心主義」と呼ぶ。
本プロジェクトでは、この顧客中心主義に基づき、システム開発において、顧客=エンドユーザーが真に求めているものをどう見抜き、どう解決していくのか、またそれをどう要求仕様に反映していくのか、その手法を検討する。
漠然としているユーザーの要求、例えば「在庫を減らしたい」「顧客を増やしたい」というようなテーマから、最適な解決策を見出すためには、問題感知力、問題分析能力が必要である。この様な場合における発想方法を研究し、システム関係者の能力向上に役立つ手法を整理する。 -
システム開発生産性評価プロジェクト
システム開発における品質・コスト・工期・生産性についての評価の検討
今年度で3年目になる、当プロジェクトでは、システム開発・保守に関して、生産性を向上させるための仕組み、ノウハウを議論しまとめている。また、併行してJUASのソフトウェアメトリックス調査についての議論も行っている。今年度は特に、「評価値の特性把握からバラつきの確認と安定策」を中心に議論を進めて行く。システム開発生産性向上のために、評価値(平均値、中央値)の特性把握からバラつきの確認と安定策、更に、そのデータを元にどう目標をどう設定するか。
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ユーザビリティ研究プロジェクト
「ユーザビリティ」をシステム開発の現場に適用させるための研究
今年度も引き続き、日本のユーザビリティ界の第一人者である黒須正明教授にナビゲート頂き、ISOなどにも策定されている「ユーザビリティ」を、システム開発の現場に適用するための技術を確立することを目的とした活動を行います。
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OSS研究プロジェクト
ユーザーの立場からのオープンソースソフトウェア利用の可能性とその課題の検討
Linuxを中心とするオープンソースソフトウェアを活用することにより、大幅なコストダウンと、品質の向上が期待される。この技術を使いこなすためのユーザーの課題と解決策は何であろうか。先進事例を研究するとともに、その可能性と導入に向けた課題を検討する。品質、性能、法的な課題、移行方法への配慮、使い慣れへの克服、サポート方法の検討など、数多くの課題について議論を行う。
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UVC研究プロジェクト
開発・発注側(ユーザー)と受手(ベンダー)の適切な接点を探る
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CIOフォーラム
ユーザー企業IT担当役員の方々のための経営とITに関する学びの場・交流の場
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IT部門経営フォーラム
ユーザー企業IT部門長の方々のための経営とITに関する学びの場・交流の場
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IT企業TOPフォーラム
ITグループ会社のトップの方々のための経営とITに関する学びの場・交流の場
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ITグループ会社経営フォーラム
ITグループ会社の経営層の方々のための経営とITに関する学びの場・交流の場
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キャリアフォーラム
若手中堅社員のフォーラムのためのITに関する学びの場・交流の場
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IT匠フォーラム
IT部門管理者OBによる後進育成検討の場
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IT部門経営フォーラム
ユーザー企業IT部門長の方々のための経営とITに関する学びの場・交流の場
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ITグループ会社フォーラム
ITグループ会社の方々のための経営とITに関する学びの場・交流の場
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IT企画推進フォーラム
若手のための経営とITに関する学びの場・交流の場