会員研究報告

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2023年度

研究会

毎年4月に公募により募集。それぞれのテーマに基づいた議論の場を提供するにとどまらず、必要とされるITに関する情報を提供していきます。

  • ビジネスデータ研究会

    ビジネス起点で考えるデータの活用

    事業活動を成功させるためには、社内外のデータを連携・分析し利活用することが重要な要素となっています。 一歩先の新しいビジネスや、既存のビジネスの発展を考え、そのためにはどんなデータが必要になるか、 どのように集めたらいいか、どのように扱っていけばよいのかを、研究します。 Zoomによるオンラインでの全員参加の会の他、テーマ別で分科会を開催します。

  • ITインフラ研究会

    ビジネスに貢献するITインフラの研究

    ビジネス・最新IT動向の変化をふまえたインフラ計画策定、ビジネスの柔軟性・俊敏性のベースとなるITインフラ技術/構築/運用、それらを実現する組織・人材育成について研究します。
    研究テーマ:
    ・ ITインフラ領域全般の企画・統制・組織・人材育成等の検討
    ・ ITインフラ技術のトレンドならびにビジネス現場での活用事例の収集
    ・ ITインフラ構築・運用の現場で活かせるようなノウハウや知見の共有等

  • サービスマネジメント
    研究会

    サービスマネジメントの進化・変革に関する研究

    運用保守とは、単なるオペレーションや、言われたとおりにシステムを作ること、だけではないはずです。顧客の期待に応えられるサービスを提供することが運用保守であり、サービスマネジメントそのものです。「新しいサービスの提供」や「顧客指向での問題解決」に向けて、皆さんの”経験・知識・想い”を持ち寄り、「これまでにない価値の発見・創出」にむけて”知見”を得ることを目指します。

  • 企業リスクマネジメント
    研究会

    企業におけるリスクマネジメントについての研究

    企業におけるリスクマネジメントについて有識者や参加企業の取り組みをもとに、自社への適用や提言、企業の枠を超えた取り組みについて研究・情報交換をすることを目的とします。成果物の作成は目的としません。各分科会では様々なテーマを取り上げ、研究・議論・情報交換をします。
    研究テーマ案:サイバーセキュリティ、情報セキュリティマネジメント

  • IT投資ポートフォリオ
    研究会

    デジタル時代に対応したIT予算・IT投資管理の検討

    企業の好調な業績を受けた業務のデジタル化、DXの波を受け、積極的なIT投資が行われる中、IT部門は、 IT予算管理精度の向上、IT投資配分の見直し、IT投資案件の優先順位付け、 IT費用の可視化、投資対効果の説明・評価など、社内外の様々なステークホルダー要求に応えていかなければなりません。当研究会では、このようなIT予算・IT投資に関するIT部門の課題や関心事をメンバー内で本音の意見交換、議論をします。今年は、「予算策定プロセスの効率化、高度化」を検討するほか、関心の高い複数の研究テーマを選定します。

  • 組織力強化研究会

    DXを推進するための組織力強化に向けた研究

    本研究会では、デジタル化時代に則したIT組織体制やマネジメントとは何か、この流れに どのように取り組んでいけばよいかをテーマに、先進企業の事例ヒアリングやメンバーとのディスカッションを通して研究します。
    <テーマ(予定)>
    ・DX効果を最大限に発揮する成熟したバイモーダルIT組織の実現方法とは?
    ・DXスキル向上とDXマインド醸成を戦略的に行うDX人財の育成体系とは?
    ・DX人財の「やりがい」につながるDX戦略と組織風土とは?

  • システム開発・保守QCD研究会

    品質・コスト・工期の改善及び生産性の向上

    システム開発・保守における品質・コスト・工期の改善及び生産性の向上にむけた取組みについて、各社、事例発表を行います。事例発表後、発表テーマごとに分かれてグループディスカッションを行い、課題の深掘りや意見交換を行います。業種にかかわらず、各社からの提供情報はGive&Takeが前提となることをご理解ください。

  • AI研究会

    自社事業の高度化/効率化に資するAIに関する研究

    技術の発展に伴って、AIは大きな転換点にあります。これまでの専門家らによる構築から、誰でも使えるものになっていく中で、我々はAI技術をどのように使ってどんなことに役立てることが出来るのか、 またどんなスキルを身に着けていくべきなのか。当研究会は様々な立場の参加者が集まり、参加者のニーズ/スキルを踏まえ、テーマに分かれて分科会を形成して研究を進めます。立場を越えて、同じ志を持った方たちと良いネットワークを創って頂くこと、そして成果物を持ち帰って頂き、自社事業に少しでも役立てて頂くことが 目的です。

  • デジタル変革リーダー自己育成
    研究会

    自らを「DXを通じた価値創出を主導するリーダー」に育成する手がかりを探る研究
    ~どうしたら我々は経営から現場にわたる「企業組織というプロダクト」の価値を高める人物になれるだろうか?~

    本研究会では、自分自身を「DXを主導するリーダー」に育成していくすべを探究します。外部の知見に学び視野を拡げ見識を深めると共に、目標となる存在や考え続けるべき問いとの出会いを期します。また、ワーク・議論の場では参加者自身が「価値創出とは」「リーダーとなるには」を自分ゴトとして考え抜き、学びを咀嚼して行動につなげることを目指します。

  • トランスフォーメーション研究会

    「トランスフォーメーションすべきものは何か」を見つけ出し、どのような変化が起きるのかを探る。

    多くのDXプロジェクトが思ったような効果が得られない原因の一つに、DXのDの方にばかり意識が向いていることが挙げられます。大切なのはXの方であり、「何をどのようにトランスフォームしていくことが必要なのか」について考えることです。食のX、働き方のX、コミュニケーションのXなど毎回何らかのテーマにそったゲストスピーカーのお話をお伺いし、その内容を踏まえてメンバーと共にグループディスカッションを行うことでこれからの社会の変化の兆しに気づきを得ることを目指します。

  • 人材育成事例(HRCS)研究会

    人材に関する各社の実際の取り組み事例をもとにディスカッション

    各社の人材育成、人材支援策の取組みをテーマに、参加者が期間中必ず1回以上の事例発表を行っていただきます。事例発表後、発表テーマを元にグループディスカッションを行い、課題の深掘りや意見交換を行います。発表テーマは採用、評価、育成、能力開発、働き方(テレワーク、健康経営等) に関する内容を想定しています。各社、情報のGive&Takeが前提に活動します。

  • 製造業DX推進アプローチ研究会

    製造業DXを組織横断型で実現するための推進アプローチの研究

    OT環境を有する製造業を対象とし、DX推進阻害要因にPeople/Process/Technology観点で向き合い、ブレイクスルーに必要な方法論を導き出します。
    2022年度は「経営者と現場間の溝」など組織面の課題が主にフォーカスされましたが、2023年度は実行計画レベルも検討すると共に、今年度はスマートファクトリー/OTセキュリティも研究テーマとして取り上げる予定です。現場を知る、経営者の声を聴く機会として、「工場見学・企業訪問」も企画予定です。

  • デジタルマーケティング研究会

    デジタル技術を事業価値向上につなげるマーケティング技法の研究・習得・研鑽

    現代のビジネスの躍進には、 BtoB/BtoC問わず、IT/デジタル技術が欠かせません。『事業の競争優位性/市場創出を成功に導くには、IT/デジタル技術をどのように活かしたらよいか』と、経営層 / 事業部門の方から相談があっても、私たちはITの専門家であり、ビジネスを成功に導く専門家ではありません。本研究会はその課題に応えるべく、顧客とビジネスを捉える『マーケティング理論』を取り入れ、IT/デジタル技術をビジネスに活かすための実践的手法を構築、研鑽することを目的とした研究会です。

  • ビジネスリレーションシップ研究会

    超上流工程での役割分担と協調活動

    企業での業務改善、システム刷新、DX推進など、システム化企画の機会は増えてきています。
    要件定義以前の構想策定、システム化企画の超上流工程を成功裏に進めるために、「ユーザー部門」「情報システム部門」「ベンダー」などそれぞれの専門知識、経験を生かした協業【リレーションシップ】が不可欠です。「ユーザー部門」「情報システム部門」「ベンダー」などにおける役割分担、握り方(合意形成)、契約(書面化)など、関係者間での良好な【リレーションシップ】実現のために必要な事象を研究します。

  • 組織内起業家研究会

    イントラプレナー人材の行動特性、スキルセット、左記人材が活躍できる組織環境の研究

    「新規事業開発において必要となる「イントラプレナーシップ」を社会課題の解決に繋がる実テーマベースで考える。」「研究会の活動でもイノベーションを生み出すためのアイデア・手法を積極的に取り入れる。」「自社事業・自分自身の業務経験と離れたところから考えてみる。」を研究会における活動方針とします。
    2023年度の活動の柱
    ・先進企業担当者によるゲスト講演の開催
    ・国内外の新規事業事例をビジネスモデルの視点からその成功要因を分析

  • 関西 PARK2.0
    (The Place of Advanced Relationship in Kansai)

    関西地区のミドルマネジメントの方々が、ITに関する幅広い課題について本音の意見交換や議論をする場

    研究テーマに関する討議(動向調査や事例紹介を含む)を行い、ミドルマネジメントの視点に立って研究成果(独自の有用な知見、指針、提言など)を創り出すと共に、活動を通じてメンバー間の情報交流を深めます。

アドバンスト研究会

公募によりグループを募集。
既存の枠にとらわれず、テーマ選定を含めて、自主運営タイプの研究会です。

  • 情報共有研究会

    情報システム部門では基幹系に比べて軽視されがちな情報系の仕組みに焦点を当て、社内のナレッジを有効に利用する方法(情報共有・活用)について研究する。

  • データエクスペリエンス研究会
    - Data and beyond -

    人間中心の立場からデータが持ち得る意味や効能を探求・整理し、データが果たし得る人間や社会への意義を研究。過去5年、人と組織の視点からビジネスの意思決定に対してデータをより良く活用するための方法論としてのエンタープライズ・データエクスペリエンスと、それを実践するためのノウハウをまとめた。生成型AIの進展に代表される、あらゆる社会活動がデータドリブンになる未来を考えるとき、人間性、社会性に根差したデータ・エクスペリエンスの重要性は一層高まっている。今年度は、意思決定者(意思決定グループ)に求められる要素として、リテラシーや人間関係論について探求を進める。

  • ITエンジニア育成研究会

    今後、各企業ではデジタル技術を活用して新たなビジネスモデルを確立するデジタルトランスフォーメーション(以下、DX)が求められている。ユーザ企業においてDXを進めていく上での課題のひとつはIT人材であり、システムに精通したエンジニアやプロジェクトをマネジメントできる人材が不足している。本研究会では、デジタル技術を活用し、2025年・2030年も活躍できるITエンジニアの育成を研究する。今年度は、以前研究した「10年後も生き残るエンジニア」について、時世の変化や技術の変化が激しい現在において、10年後に生き残るエンジニアを再度研究する。

  • 企業における成長戦略とDX投資事例研究会

    2018年に経産省がDXレポートを発表したことを契機に、DXという言葉が浸透したが、実態として各企業におけるDXの取り組みはどこまで進んでいるのだろうか。デジタル技術の活用を目的化する事例も見受けられるが妥当なのだろうか。一方、企業が長期的な成長をしていくためには、環境(E)・社会(S)・ガバナンス(G)すべての要素を考慮した経営が重要との見方が広まり、その実現にはDXが欠かせないと言われているが、企業の取り組み状況はいかなるものであろうか。本研究会では、ESG経営の先行企業におけるDXの取り組み状況を調査し、DXとESGの関係性について考察する。


研究プロジェクト

会員企業以外にも、学術関係者、専門家を加えたチームを編成し、広く意見・知見を求め、成果物を作成します。

  • 未来ビジネスフォーラム

    最新技術を使った新規ビジネスや既存のビジネスプロセスの改善などデジタル化に関わる各社の取組み状況に関して意見交換を行います。

  • 基幹系システムアジャイル適用
    研究プロジェクト

    2022年度のプロジェクト活動を通して基幹系システムにアジャイルを適用する場合のガイドを作成しました。2023年度はJUASラボやJUASスクエアでの発表など、プロジェクト外への発信を強化するとともに、プロジェクト外からの意見を収集し、成果をより多くの方と共有するとともに、活用にむけてブラッシュアップしていきます。

フォーラム

経営とITに関するさまざまなテーマについて、おなじ目線で情報共有し、意見交換を行います。JUAS会員活動の核となるユーザー系企業限定の活動です。主に東京と関西で開催しています。