2025年度
毎年4月に公募により募集。それぞれのテーマに基づいた議論の場を提供するにとどまらず、必要とされるITに関する情報を提供していきます。
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ビジネスデータ研究会
現代ビジネス環境においては迅速な意思決定と柔軟な対応=アジリティが求められています。企業・IT部門は「正確性・統制」を重視するSoRと「変化対応力・試行」を重視するSoEとの両立に向き合う必要があります。以下の観点を中心に“信頼性”と“俊敏性”のバランスを実現できるかを多角的に検討します。【ヒト×データ】【モノ×データ】【カネ×データ】【プロセス×データ】テーマ毎に分科会を形成し各社の課題や取り組みを持ち寄り共通的な「現実的で継続的改善が可能なデータ活用」、参加者が自社状況に則したデータ利用した意思決定・業務変革へつなげる際の一助となることを目標とします
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ITインフラ研究会
ビジネスに貢献するITインフラの研究
ビジネス・最新IT動向の変化をふまえたインフラ計画策定、ビジネスのベースとなるITインフラ技術・企画立案・要件定義・構築テストについて主に研究します。
研究テーマ:
・ITインフラ技術のトレンドならびにビジネス現場での活用事例の収集
・ ITインフラ企画立案・構築やテスト現場で活かせるようなノウハウや知見の共有等 -
サービスマネジメント
研究会サービスマネジメントの進化・変革・価値創出に関する研究
運用保守とは、単なるオペレーションや、言われたとおりにシステムを作ること、だけではないはずです。
顧客の期待に応えられるサービスを提供することが運用保守であり、サービスマネジメントそのものです。
「新しいサービスの提供」や「顧客指向での問題解決」に向けて、皆さんの“経験・知識・想い”を持ち寄り、「これまでにない価値の発見・創出」にむけて“知見”を共に得る活動を行います。分科会活動を中心としながら、幹事団が企画するインプットの会も開催します。 -
IT投資ポートフォリオ
研究会デジタル時代に対応したIT予算・IT投資管理の検討
予算増加の主な要因は、業務のデジタル化と基幹システムの刷新ですが、円安や人件費の高騰による提供価格の上昇も影響しています。IT部門は経営や事業戦略に沿ったIT戦略の策定、IT投資案件の優先順位付け、IT予算の策定、予実管理の精度向上、IT費用の可視化、投資対効果の説明・評価が求められています。
本研究会では、IT予算やIT投資に関する課題を基に、今年度も「予算策定プロセスの効率化・高度化」と「維持・運用費(「削減を強く要求される」が「簡単に削減が難しい」費用)の低減」について深堀りします。 -
組織力強化研究会
DXを推進するための組織力強化に向けた研究
今やデジタル化やイノベーションはあらゆるビジネスに不可欠であり、スピーディーなサービス提供や展開が゙要求されています。これらを自社のIT部門やIT担当者だけで担うにはもはや限界にきており、デジタル時代におけるIT・DX組織のあり方が問われるようになっています。本研究会では、デジタル化時代に則したIT組織体制やマネジメントとは何か、この流れをベースに下記領域ごとの分科会にてテーマを選定いただき、先進企業の事例ヒアリングやメンバーとディスカッションを通して研究します。
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システム開発・保守QCDs研究会
システム開発・保守の品質・コスト・工期の改善や生産性の向上に関する取組みについて、各社からの事例発表&グループディスカッションを行い、年間を通して成果物を作成します。グループディスカッションでは発表者、聴講者を交えた議論、意見交換によって課題の深堀に繋がり、得られた学びや気付きを持ち帰っていただくことで更なる成功・成長が期待できます。25年度は事例共有だけでなく、研究会としての成果物作成にもチャレンジしていきます。各社からの提供情報はGive&Takeを前提に活動しています。
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AI研究会
AIの利活用による事業の効率化/高度化についての研究を主テーマにしています。
AIの利活用の局面においてさまざまな課題や悩みなどを、お互いに情報共有しつつ改善策について議論し、調査検討・実践・体験などを交えて成果としてまとめることを想定しています。今年度は、①自社内DX推進と効率化 ②顧客向けコア事業の価値向上や業務改善 ③新たな事業や価値の創造 ④組織・人材・ガバナンスの進化を基本テーマとして分科会を形成し、立場を越えて、同じ志を持った方たちと良いネットワークを創ること、作成した成果物を自社事業に少しでも役立てていくことを目指します。 -
トランスフォーメーション研究会
「トランスフォーメーションすべきものは何か」を見つけ出し、どのような変化が起きるのかを探ります。
多くのDXプロジェクトが思ったような効果が得られない原因の一つに、DXのDの方にばかり意識が向いていることが挙げられます。大切なのはXの方であり、「何をどのようにトランスフォームしていくことが必要なのか」について考えることではないでしょうか。
様々なジャンルのトランスフォーメーションについて、ゲストスピーカーのお話や、メンバーの取組事例などをヒントにグループディスカッションを行うことで、これからの社会の変化の兆しに気づきを得ることを目指します。 -
人材育成事例(HRCS)研究会
当研究会では、HR領域に関する次の3つのテーマに沿って、事例発表と研究活動を行います。
【研究テーマ案】 ①人財育成・リスキリング、②採用・リテンション・エンゲージメント、③HR領域×AI活用
昨年度に引き続き、事例発表を行うとともに、本年度は研究活動もあわせて実施します。よりHR領域における知識向上が期待できる研究会にパワーアップしました。研究活動が初めての方もお気軽にご参加いただけます。 -
製造業DX推進アプローチ研究会
本研究会では、製造業におけるDX推進の課題を明らかにし、組織横断型で実現するための具体的なアプローチを研究します。DX推進の阻害要因を「People」「Process」「Technology」の観点から整理し、参加者同士で議論を重ねながらテーマを設定し、深く掘り下げていきます。
24年度は「信頼関係構築/価値共創へのアプローチ」「ミドルマネジメント4箇条」「部門間接着度の可視化」「製造現場におけるAIとの付き合い方」の4テーマを設定しました。25年度は過去の研究成果にも立脚しながらディスカッションを行い、テーマおよびチームを編成していきます。 -
デジタルマーケティング研究会
「IT/デジタル技術を駆使してビジネスインパクトを生むにはどうしたらよいか?」
3年目を迎えた本研究会は、経営層/事業部門の方からのこの質問にまっすぐ向き合うための研究会です。
マーケ理論・FWをまず押さえつつ、各社の事例の共有や、「解くべき課題」の探求を戦略的に取り組みます。
具体的には、以下のアプローチを軸に研究会をすすめていければと考えています。
研究会前半:①マーケ理論の集中勉強会、②「解くべき課題」リサーチデザインの作成、③各社事例共有(ポスターセッション)
後半:④マーケ理論・マーケティングサイエンス有志勉強会⑤分科会活動(BtoB、Z世代、AIエージェント、マーケターRP) -
ビジネスリレーションシップ研究会
企業での業務改善、システム刷新、DX推進など、システム化企画から運用までのスピードが求められています。「ユーザー部門」「情報システム部門」「経営」「ベンダー」「コンサルタント」など多様なステークホルダーがそれぞれの専門知識、経験を生かした協業【リレーションシップ】がプロジェクト成功のカギとなります。多様なステークホルダーの役割分担、握り方(合意形成)、契約(可視化)など、ステークホルダー間で良好な【リレーションシップ】実現のために必要な事象を研究します。
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女性ビジネスリーダー研究会
女性ビジネスリーダー研究会は昨年度より活動を開始した研究会です。
当研究会は、管理職の視点から女性活躍推進における課題と対策を探求し、参加者の視座を高めること、得られた知見を率先して実践に役立て、日本社会の女性活躍推進に寄与できることを目指します。
女性活躍推進に課題と悩みを持つ管理職のメンバーが集い、自社の課題や悩みの共有、後進の女性管理職育成を検討します。 -
デジタル職人研究会
事業会社ではCxOがフォーカスされることが多いですが、実行するのはそこで働くメンバーです。そして、そういった人たちがフォーカスされることは稀です。また、事業会社ならではの構造的な問題があり、成果を出したとしても、全体的に過小評価をされることが少なくありません。私たちは、事業会社の実務で成果を出している人たちを「デジタル職人」、職人の具体的なコツ・工夫・ノウハウを「技」とし、職人の技を議論の出発点として、過小評価されてしまっている原因を探り、より活躍・評価されるためには何が必要なのかを研究します。
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企業情報セキュリティ研究会
業における情報セキュリティの課題と対策について参加企業同士での研究・情報交換を行う
本研究会では、企業の枠を超えた事例共有と論議を通じて、セキュリティ担当者・CSIRT・経営層が考慮すべきポイントを研究・考察します。また、サプライチェーンや企業間連携といった広範囲な視点での情報セキュリティ確保のあり方を探求します。議論と情報共有を重視し、参加者が実務に活かせる知見を得ることを目指します。また、議論や事例共有を通じて得られた要点は、成果物として整理し、外部公開できる内容とします。参加者の皆様にもその作成に主体的に関わっていただきます。
アドバンスト研究会
公募によりグループを募集。
既存の枠にとらわれず、テーマ選定を含めて、自主運営タイプの研究会です。
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情報共有研究会
情報システム部門では基幹系に比べて軽視されがちな情報系の仕組みに焦点を当て、社内のナレッジを有効に利用する方法(情報共有・活用)について研究します。
データエクスペリエンス研究会
- Data and beyond -人間中心の立場からデータが持ち得る意味や効能を探求・整理し、データが果たし得る人間や社会への意義の探求を目的に、ビジネスの意思決定にデータによる意思決定の方法論とフレームワークを構築したいと考えています。
今年度の活動として、事業会社における実効性の高いメソッドへの洗練に向けた実務での実証研究と、議論の多様性を確保するための研究会外との対話による様々な価値観による検証を行い、「データエクスペリエンスモデルVer1.0と解説書」の公開を目指します。サステナ×DX研究会
前年は「サステナビリティ経営の実現にはDXによる変革が不可欠である」を仮説にインタビューを実施しました。国際基準や社会的要請を背景に経営企画部門がIT部門に環境データの可視化を求めている実態や、データドリブン経営に向けたIT基盤整備の動きが明らかとなりました。しかしDXを見据えながらも、実態としてはデジタイゼーションやデジタライゼーションの段階の企業もあります。本研究会では、より本質的なDXのあり方に焦点を当て、継続的な企業成長を視野に、事業変革に取り組む企業事例を通じて、サステナビリティ経営を支える道筋を探求します。
BX by Digital 研究会
本研究会は2022年の報告書「データ経営が日本を変える!」において、ビジネスとITが一体化した「データ経営」を実現するための方法論や組織のあり方を提言しました。その後も「データ中心型ビジネスアプローチ(DOBA)」の本質について議論し、2025年度からは「データとデジタルの力でビジネスをトランスフォームする」ことを標榜し、「BX by Digital研究会」として各自の実践に基づく討議を進めています。
MX研究会~BEYOND DXリーダー自己育成~
「真剣さと遊び心の両極に振る&二項動態を実現するいい感じのTransformationのアクション」を実際の自分の現場を対象に考えて実践します。
会員企業以外にも、学術関係者、専門家を加えたチームを編成し、広く意見・知見を求め、成果物を作成します。
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基幹系システムアジャイル適用
研究プロジェクト2022年度のプロジェクト活動を通して基幹系システムにアジャイルを適用する場合のガイド作成しました。その後はJUASラボやJUASスクエアでの発表、プロジェクト外への発信、検討メンバー企業を拡大し、テーマの幅を広げ整理して参りました。2025年度も引き続き基幹系システムや従来型の開発に従事している人が、アジャイルの採用・適用にあたり直面する課題について参考になる知見をまとめ、発信していきます。メンバー以外の会員とのワークショップなども計画しています。
経営とITに関するさまざまなテーマについて、おなじ目線で情報共有し、意見交換を行います。JUAS会員活動の核となるユーザー系企業限定の活動です。主に東京と関西で開催しています。
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CIOエグゼクティブフォーラム
ユーザー企業IT担当役員の方々のための経営とITに関する学びの場・交流の場
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IT部門経営フォーラム
ユーザー企業IT部門長の方々のための経営とITに関する学びの場・交流の場
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IT企業TOPフォーラム
ITグループ会社のトップの方々のための経営とITに関する学びの場・交流の場
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ITグループ会社経営フォーラム
ITグループ会社の経営層の方々のための経営とITに関する学びの場・交流の場
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人材育成フォーラム
ITグループ会社における人事責任者の方々のための、人材育成方針やこれからの企業・組織を担っていく人材を育成する実践策に関する学びの場・交流の場